色彩アーティスト
『ひとみこぱん』って‥どんなひと?
化学と芸術
好きな化学を学ぶために立教大学理学部へ入学。
大学卒業後、想いがカタチにならないことで悩んだ末、
幼少より好きだった芸術、美術の方向に転換し、ジブリ美術館にて働く機会を得る。
化学と芸術、どちらか一つを選ぶのではなく、二つを合わせた分野を求めて、
フランスで化学と色の勉強をする事を決める。
フランス
20歳のとき初めて一人で訪れ、歴史と文化を誇る国民性や町に衝撃を受けた。
その経験がいつかこの国に何かを学びに行きたいと思うきっかけとなる。
フランス政府奨学金へ応募し、フランスでの大学院生活が始まる。
2年目に、絵画の修復の立場から色を研究している先生と出会い、
そこで中世ヨーロッパの色の歴史や色のレシピを学ぶ。
歴史を引き継ぎながら新しい物を取り入れて行く、その方向性に自分の道を感じ始める。
個展
フランスから帰国後、せっかくなら子供の時なりたかった絵を描く道に進もうと、学んだ事を重ねながら、水彩画の個展活動を始める。
水彩はその色が表現したい色彩と一致したこと、
自然のものから作れる画材であることから、愛用している。
東京、ソウルのみならず、心惹かれる場所、神戸、京都、スウェーデンにて
土地に合わせたテーマと色使いで個展を開催している。
色んな場所、いろんな人との出会いを通して、
皆の幸せな笑顔を見る時に、誰かの人生の、ほんの少しの時間でも、
心の中に笑顔を届けられた事が自分の幸せな瞬間になっていった。
出逢い
自分の絵に合う町、ギャラリーを見つけることからスタート。
やってごらんと、ギャラリーのオーナーに認めてもらえた所から少しずつ絵を展示していく。
その頃、韓国の伝統色彩にも興味を持ち、実際に訪れたり、
現地の人と関わりたいと韓国語も学び始める。
その1年後、雑誌に載っていたソウルのギャラリーに直接行き、
つたない韓国語で展示したい旨を訴えた。
わざわざ日本から来た事に、感動して下さったオーナーのお気持ちで、海外での個展が実現。
その事が、自分の生まれた国でなく、知人もいない中で、
それでも認めてくれる人がいるということを心強く感じ、
さらなる原動力になっていった。
こぱんのみらい
色で繋ぐ あなたの心と私の心
手作りの色で届けたい ファンタジー
込めた想いの色で届けたい 笑顔
ひとみこぱんの色が あなたに寄り添う 友達でありたい
*ロゴのモチーフは、ひとみこぱんの家族3人をイメージしています
東京生まれ パンダをこよなく愛している
フランス・プロヴァンス地方にて修復化学の分野から色彩を学ぶ。
帰国後に水彩画を中心とした個展活動を始める。
2011年に伝統色に魅せられた韓国、ソウルにて海外初個展。
2014年には町の色合いや文化に魅せられたスウェーデン、ストックホルムでも個展を開催。
手作りの水彩画絵の具を使った抽象画や、パンダの作品、手作りクラフト、商品デザインなど、
色を多彩に組み合わせ、独自の世界観を表現する活動を行っている。
個展では、テーマに合わせた空間作づくりも魅力の一つ。
又その国の言葉で創作活動をしたい思いから、
フランス語、英語、韓国語、スウェーデン語を引き続き習得中。
その後再び南フランスの大学院にて
修復化学の分野から古代ローマ遺跡を題材とした研究にて2018年博士を取得。
現在は早稲田大学教育学部にて、色彩心理を教育に取り入れた授業の非常勤講師を務める傍ら
パリ・ルーブル美術館のフランス国立修復美術研究所(Centre de Recherche et de Restauration de Musée de France )にて
修復・保存の立場から美術品の分析を行う化学研究員としてフランスに在住。
2020年より東京とパリを拠点とした子どもと大人に向けた、色彩をテーマとしたAtelier Copanを主宰。
個展活動
2009 みらいの空 下北沢アートスペース・東京(10年間の作品を展示)
2010 きみのはつ恋 gallery坂・神楽坂・東京(日本の伝統色と四季をテーマにした展示)
2011 四季の恋 Mium gallery ソウル・韓国(韓国の伝統色と四季をテーマにした展示)
2011 虹いろの窓から gallery坂・神楽坂・東京(ヨーロッパの色彩といとしい気持ちをテーマにした展示)
2012 七夕の星空ノート Gallery Cafe Mium ソウル・韓国(韓国の伝統色と星をテーマにした展示)
2012 優しい未来のみつけ方 DELLA-PACE Gallery&Space 元町・神戸(ヨーロッパの色彩とパンをテーマにした展示)
2013 アラベスクの彼方 ラトゥリエ 表参道・東京(フランスの色彩と春をテーマにした展示)
2013 こぱんの文具、集めました。 gallery坂 神楽坂・東京(大正・昭和時代の色彩と郵便をテーマにした展示)
2014 魔法の食卓 ラトゥリエ 表参道・東京(フランスの色彩と食卓を囲む春の植物をテーマにした展示)
2014 トムテのなつへ Konstallen Stockholm ストックホルム・スウェーデン(スウェーデンの色彩と夏の植物をテーマにした展示)
2014 晩夏の風鈴 be京都ギャラリー 今出川・京都(日本の伝統色と晩夏の植物・京都をテーマにした展示)
出版
2012 韓国ソウル子供新聞 表紙及び挿絵
2016 ぱんだえほん ぱんぱんぱんだの12ヶ月 絵・ひとみこぱん 文・本田恵子 梧桐書院
*本名は非公開にしております。ご理解頂きたくお願い致します。